Panasonic サイクロン掃除機 MC-SS310GX/MC-SS331GS

【レビュー】
サイクロン方式の掃除機です。実は当店ではサイクロン方式の掃除機はほとんど売れません。サイクロン方式の出始め、第一号機は積極的に販売していたのですが、メンテナンス(フィルターの掃除とか)が必要で、どちらかというとご年配のお客様には不評だったため、その後あまり売れなくなってしまったのです。
しかし、あれから約十年、進化したサイクロン方式の掃除機をどうなのでしょうか?ご紹介します。

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発売日:2011年9月25日
メーカー:Panasonic
品名:電気掃除機
型番:MC-SS310GX/MC-SS331GS(パナソニックのお店専用モデル)
価格:オープンプライス
発売時当店特価:310 ¥75,100(税込)/331 ¥77,100(税込)
※現在価格は当店にお問い合わせください。

【特長】

掃除機ですが、奥様方の改良提案や開発参加などにより、ここ数年だいぶ使い勝手が進化しております。

まずは、高級タイプのパナソニック掃除機の特徴といたしまして、

  • ナノイー機能がついているので、排気まできれい
  • ゴミ発見センサーがついていて、ゴミを逃がさずお掃除
  • 最先端ノズル(ふき掃除効果、自走型ノズル、エアダストキャッチャー、親子ノズル)
  • エコナビ搭載

があります。
◎ナノイーとは、ナノレベルの水でマイナスイオンを包んだもので、消臭や菌の不活化などの機能があります。(美肌効果もありますが・・・)このナノイーを排出しながら掃除することにより、掃除機後方から出た排気で撒き上げられたダストをナノイーで帯電してしまいます。
すると、通常はプラスに帯電し静電気で掃除機の魔の手から逃げていたダストも、ナノイーに囲まれてはマイナスに帯電してしまい、最先端型ノズルのエアダストキャッチャーで吸い込まれ、待ち構えていた逃がさんフィルター(逃がさん紙パック)に捕まってしまうという算段です。まさに一網打尽(塵?)ですね。
◎ゴミ発見センサーが搭載されていると、吸い込む空気の埃の密度が高くなると赤ランプが点きます。すると、どこが汚れているのかわかるので、ランプが光った周辺だけ念入りに掃除すればいいので、掃除時間が短くなり楽ちんです。ですから、奥様はルンルン気分で(死語)お掃除できるというのです。この機能に惚れ込んでパナソニック掃除機を買われる方もいるぐらいです。
そして、ゴミ発見センサーがゴミを発見すると、ただちにエコナビが掃除機にパワーアップの指令を出し、パワフルにモーターが回転し、素早くお掃除が完了するのです。ですから、無駄なエネルギーは使わずともすみ、省エネなのです。

◎掃除の要ともいえる、先端についているノズルですが、パナソニックのノズルは技術も最先端。家電芸人の中でも話題になった、空気をきれいにしながら掃除するエアダストキャッチャーが床上30㎝に浮遊するダストを吸い込みます。

◎お客様宅で実演すると一番感心されるのがふき掃除機能。われわれ専門電器店も惚れ込んでやみません。まるでぞうきんで拭いたかのような効果です。そのわけは、ノズルから発するマイナスイオンが、静電気でくっついたじゅうたんの中の毛やチリまでをもはがしてくれます。菌まで吸い取るすごい機能ですね。

◎このシーズンから省エネモードでも、しっかりと埃を取ってくれる新型のブラシが搭載になりました。節電モードでもきれいに掃除してくれます。

ほかにもいろいろとありますが、基本的なパナソニック掃除機の特徴は、紙パック式、サイクロン式ともにこのようになっています。これらを知っただけでも、ついつい買いたくなってしまいますね。

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さて、ここからは紙パックとサイクロンの違いとなります。

【サイクロンの特徴】

サイクロン式はゴミを圧縮しながら、別場所に隔離していきますので、ゴミが大量にたまらない限り、理論的には集塵力が落ちません。ワンタッチでゴミを捨てられるようになってますので、ゴミを捨てるのは簡単です。昔、目詰まりして不評だったフィルターも、リニア振動フィルターに代わり、自分でブルブルして目詰まりした埃を落とします。さらに、手動でブルブルさせるボタンもついています。

また、SS300GX(前のモデル)で改善された低騒音が、さらに改善されています。以前63dBだった騒音がSS300GXの開発で55dBになり、SS310GXではさらに20%カットの53dBとなりました。(紙パック式PA310GXは57~63dB)

そして何より、紙パックを買わなくていいので経済的ですし、買い置きを忘れてもへっちゃらですね。

【紙パック式の特徴】

前述のとおり、専門電器店ではメンテナンスなどの観点から、紙パック方式の掃除をよく売っています。フィルターの掃除やメンテナンスを面倒だと感じる方へはサイクロン方式はお売りできません。

また、ホコリのアレルギーの方は、サイクロン方式の掃除機のフィルターを掃除しているうちに手が痒くなってしまったりするので注意が必要です。

ただ、紙パックはゴミがたまると集塵力が落ちてしまいます。また、排気のニオイも気になります。その点、サイクロン式はまめにゴミを捨てるので匂いがしにくいです。匂いが気になる方は、ゼオライト(脱臭剤)入りの紙パックをお買いください。

【最後に】

やはり、都会型の生活(マンションやアパート住まいのため、音が気になる)、ペットとの同居、最寄品を買いに行くのが面倒などの理由からサイクロン方式が売れているのでしょうか。

ただ、我々のような田舎の地域電器店では事情が変わってきます。一戸建てが多いので、音はうるさくても平気。窓も開けっ放しにできるので匂いも気にならない。紙パックなどは電器屋さんが家まで配達してくれますので困らない。ということで、高齢化している生活事情からもお手入れ簡単の紙パックが売れているのでしょうね。

 

【番外編】

この新製品をブログモニターということで我が家で使ってみているのですが、なぜか小学校四年生の二男がお気に入り。鼻歌交じりにお掃除をかけてモニターしてくれました。小学生の感想はいかがなものなんでしょうか?

 

私:「この掃除機、点数をつけると何点ですか?」

二男:「95点ですね。」

私:「おぉっ!かなり高得点ですね。その理由は?」

二男:「かなりの高機能で、お掃除もしっかりできると思うからです。アレルギーの僕としては気になります。」

私:「なんと、素晴らしい答え!(感涙)でも、なんで5点マイナスなんですかね?」

二男:「だって、ケース(ダストボックス)をひっくり返したら、バラバラになって大変なんだもん。」

ということだそうです。君、電器屋さんに向いているかも♪

そのうち、お掃除風景をこっそり写真に撮ってブログにでも載せましょう。

 

【追記】

同時発売のパナソニック専門店モデル:MC-SS331GSも追加しました。

基本性能はまったく同じですが、

  • 軽量延長管&ホース=軽くて使いやすい
  • ブロアアタッチメント付属=細かいところでも、ブロアのように吹き出し風でゴミを飛ばします!(通常は別売り品)
  • ふとん清潔ノズル付属=布団のダニや花粉を叩いて掻きだす(通常別売り品)
このあたりが違います。お買い得ですよね。当社では、主にSS331GSでお勧めしていきたいと思います。

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  • コメント (1)
    • カイノ社長
    • 2011年 9月17日

    【特報】
    専門店専用モデル:MC-SS331GS
    通常特価77,100円

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