Panasonic ブルーレイディーガ DMR-BW695
発売日:2010年9月
メーカー:Panasonic(パナソニック)
品名:Blu-RayDIGA(ブルーレイディーガ)
型番:DMR-BW695
価格:オープンプライス
発売時当店特価:¥107,000(税込)
※現在価格は当店にお問い合わせください。
レビュー
おなじみVIERA(ビエラ)リンクで、パナソニックの薄型テレビビエラシリーズと相性が良く、テレビのリモコン一つで予約も再生も操作もできるディーガの新製品です。
感覚的にはマイナーチェンジのようですが、意外とマニアックな改良が施され、使いやすい一品になっています。
【これぞオススメ!】
仕様や基本性能はパナソニックのホームページを見て頂ければわかりますので、私がこれぞ!と思った点や性能アップした点などをご紹介していきます。
内蔵しているHDD(ハードディスク)は500GBです。使うかどうかわかりませんが、今回からHBモードと呼ばれる12.5倍モードが搭載されています。(24Mbps:DRモード比)
これは、2006年9月に発売されたDMR-BW200と比べますと、ハードディスクの容量は500GBで同じですが、BW200がDRモードでBSデジタル放送を45時間しか撮れないのに対して562時間撮れるという進化をとげています。個人的には、HXモード(126時間)からHLモード(252時間)あたりの画質が無難だと思いますが、どうしても24時間テレビを25GB のBlu-Rayディスクに収めたい人にはお勧めです。(他には24時間耐久レースとか)
また、ダブルチューナーで二番組同時録画が可能ですが、改良点として、二番組ともそのHBモードでも録画が可能です。初めての方は当たり前のように思えますが、これ以前の機種では、どちらか一番組はかならずDRモードで録画する必要性がありました。これが、ハードディスクをけっこう圧迫していましたし、ディスクへ移動やコピーする際のモード変換作業など面倒な点もありましたので、この改善はヘビーユーザーにとってかなり有効です。
そして、チェックポイントとして、Blu-Rayディスクからハードディスクへムーブ出来るようになったところが驚きのポイントです。通常は、ハードディスクに録画した番組は、ダビング10なら10枚まで、ダビング1なら1枚まで番組をコピーまたは移動できます。しかし、ディスクからハードディスクには戻せませんでした。ですが、今回のBW695から戻せるようになりました。「DVDディスクからはダメ」「BD-Rはファイナライズしないもの」などの制約はありますが、ディスクに録画した番組をまたHDDに戻して、編集し直してまたディスクに書き込む。あるいは、今回から採用されたBDXL(100GB)のディスクに入れ直す。なんてことも可能になりました。
もちろん、番組ガイドやメニュー画面の改良、高画質や高音質の回路なども改善されていますので満足いく商品になったのではないでしょうか。
【最後に】
BW695という品番を見て、「あれ?」と思った人もいるのではないでしょうか?「BW690」の間違いじゃないかと。いえいえ、これは専門電器店モデルの品番で、最初から推奨HDMIケーブルと簡単操作リモコンが付いたモデルなのです。
昔に比べてだいぶ簡単にはなりましたが、それでも初めて買われた方には地デジテレビの操作も、ブルーレイディーガなどの録画機器の操作も最初は難しいかもしれません。そういうことを踏まえて、我々専門電器店は、電話で聞かれたり、訪問した時に聞かれたりして、それらの操作の説明させて頂いています。それでも、一回ですべてを教えることはできませんし、覚える方も大変です。ですから、あえて最初は初級から中級程度、時間がたつにつれて上級モードなどと言って、順々に教えたりしています。ご要望あれば、お客様が覚えたい操作方法を紙に書いてお教えしたりもしています。
そういうことも考えれば、パナソニックのビエラとディーガと専門電器店から買うという組み合わせ。実は、覚えるのが面倒な方には一番正しい組み合わせかもしれませんよ。
5時間番組をきれいな画質で記録したいのですがDVD3枚使ってもいいので
記録の仕方を教えて下さい
鈎様
返答が遅くなりまして申し訳ございません。ご質問の内容についてご返答させていただきます。
録画した番組がDRモードという記録方式で録画されている場合は、ブルーレイディスクでの記録となりますが、そのほかのAVCREC方式のHG、HX、HE、HLなどで記録した場合にはDVDディスクにも記録できます。
(DRモードで録画していたとしても、HGやHEなどへの変換しながらの作業でのダビングは可能です)
ただし、DVDへの記録時間は
HG:約42分
HX:約1時間5分
HE:約1時間40分
HL:約2時間10分
となっていますので、番組を適当な時間に分割してダビングする必要が出てきます。DVD三枚であれば、HEモードかHLモードとなるのかと思います。(時間を合わせて番組を分割するのは至難の技かもしれませんが)
蛇足ですが、AVCREC方式に対応している機種で再生ください。
手順としては
①番組を整える(コマーシャルカット)
②番組の録画モードを変換する
③番組をDVDに合わせて分割する
④それぞれをDVDにダビングする
となるかと思います。ただ、変換した記録モードは上位記録モードには戻せませんのでご注意ください。
ダビングや分割、変換などの作業についてはお手持ちの取扱説明書をご覧ください。
HDDからBDに録画し、再生できてたんですが、急に再生を押しても[録画がない]と表示され映りません。色んなをBDを試してみましたが、全て映りません。DVDなら映ります。どうすれば、また見れるようになりますか?教えてください。
中野様
お問い合わせありがとうございます。
コメントより症状を推測いたしますと、BDのみ映像が見られなくなったとのことで、BDのデータを読み取るレンズの不具合(故障・劣化、または汚れ)が考えられます。
DVDの波長とBDの波長は違うので、レンズが別々になっていることが多いのでDVDは大丈夫だったのではないでしょうか?
対策としては、
・BDのレンズクリーナーで汚れを落としてみる
・購入店に相談して、修理する
ということになるかと思います。
以上、よろしくお願いいたします。
テレビは、TH-L37S2 レコーダーはDMR-BW695です。
鈎さま
お問い合わせありがとうございます。
PanasonicのDMR-BW695での番組移動の件ですが、
この機種、USB端子は前面にございますが、説明書上ではHDD取付はできないようです。(カメラ接続用)
ですので、この機種に外付けハードディスクを取り付けて残量を増やすことはできないようです。
対応策としては、現在録画されている番組をブルーレイディスクにダビングするか、i.LINK接続機器に対応したレコーダーにダビングするかして空きを作ることしかないのではないでしょうか?
i.LINK動作対応表(BW690 ※同等商品)
http://av.jpn.support.panasonic.com/support/bd/connect/i_link_bwt3100.html
ただ、私自身がi.LINK接続の方法は対応したことがないので、使い方等はホームページかPanasonicのお客様相談室などでの確認を頂けたらと思います。
仮録画?(点滅状態の録画マークが)
昨日からずっと消えなくて、
これのせいでダブル録画ができません。
どうか、対処法を見つけてくれませんか?
アラカキさま
コメントありがとうございます。
指摘症状についてですが、エラーの原因により、対応方法が変わると思われるのですが、
・電源リセットしてみる
・B-CASカードの接触不良を疑ってみる
・HDDの初期化(録画番組はすべて消去されてしまう)
・HDDの故障(寿命)のため、交換(メーカー修理/販売店修理)
・HDDの空きがないため、不要な番組を消去してみる
・アンテナの接続不良がないかチェックしてみる
など、状況に応じて対応してみてください。
以上
今月からずっと、録画をすることができません。また、ブルーレイをコンセントに差してからPLEASE WAITのままで時間が表示されません。
さらに、動きが遅くDVDなどは再生できますが、再生するまでに時間がかかります。どうしたらよいでしょうか
伊藤さま
コメントありがとうございます。
コメントからの情報だけで推測させていただきますと、ハードディスクのアクセスが遅くなっているように思えます。何年ぐらいになるレコーダーかわかりませんが、まず大事な録画データはバックアップされることをオススメします。
録画された番組等が、ハードディスクの容量の90%以上に達しているようであれば、80%以下まで整理整頓されてみてはいかがでしょうか?
それでも改善しない場合、録画番組等をバックアップし、中味をすべて消去してもいい状況になりましたら、ハードディスクのフォーマットをかけてみてはいかがでしょうか?
それでも異常に遅いようであれば修理対応された方がいいと思います。
ちなみに、電源リセットで状態改善される場合もございますので、まずは各メーカーのコールセンターにもお尋ねいただければと思います。