Panasonic 旅ナビ CN-SG500L

CN-SG500L発売日:2010年10月
メーカー:Panasonic(パナソニック)
品名:ポータブルSDトラベルナビゲーション「旅ナビ」
型番:CN-SG500L
価格:オープンプライス
発売時当店特価:¥61,700(税込)
※現在価格は当店にお問い合わせください。

レビュー

この商品は、10月のフェアで取り上げたところ、大変好評だった商品です。意外にも、お客様が自分自身でこの製品の使い方をいろいろと考え、我々に逆プレゼンテーションしてくれました。その結果、お客様がみんなで考えた使い方を他の人に教えるだけで、次々と予約が入ったのでした。カイノ電器でさえこんな調子ですから、この旅ナビ、全国的にも品不足気味になるほどスマッシュヒットの人気商品になっているようです。使い方の説明は、Panasonicの専用サイトを見ていただいた方がわかりやすいと思いますでの、私からはお勧めポイントと、お客様が考えてくれた、さすが山形というか田舎らしい使い方などを紹介していきます。

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【これぞオススメ!】

仕様や基本性能はパナソニックのホームページを見て頂ければわかりますので、私がこれぞ!と思った点や性能アップした点などをご紹介していきます。

最初、カーナビの新型かと思いましたが、まったくコンセンプトが違います。もちろん、カーナビとしても十分に役立つように出来ています。しかし、カーナビとしてだけ使いたい場合は、このナビはあまりお勧めしません。じゃぁ、「旅ナビ」のそのコンセプトは何?ということですが、旅に必要な地図やガイドブック、カメラやミュージックプレイヤーを一つにまとめて持ち出し、旅を楽しもう!ということのようです。

スマートフォンはやりの昨今、私はiPhoneを持っています。万能そうに見えるスマートフォンですが、実のところ地図の機能にはいささか不満があります。電波が届くところでは、GPS機能がついたGoogleマップは重宝しますが、電波が届かないところでは別売りの地図アプリ(確か年間6000円ぐらいするはず)を購入せねば、役に立ちません。さらに、カーナビ機能もあることはあるのですが、カーナビとしての機能は十分とはいえません。そして、何より、ディスプレイが小さくわかりにくいのは地図としてはマイナスのイメージです。

しかし、この旅ナビの大きさは5インチのディスプレイということもあり、スマートフォンに比べるとずっと大きめです。ちなみに、iPhone4は3.5インチ、Galaxyは4インチなので、旅ナビのだいたいの大きさがわかるかと思います。地図データは、マイクロSDカードに入っていて、カメラで撮った画像やマップルのようなガイドブックデータ、また音楽データや番組の録画ファイルは別のSDカードに収めるようになっています。昔と違って、ディスクではないので検索もずっとスピーディになりましたね。

旅ナビワンセグ 主なガイドメニューの内容としては、「現在地」「カメラ」「ガイドブック」「メニュー」(ナビの目的検索やAV機能などのたち上げ)があります。音楽を聞いたり、ワンセグでテレビを見たり、SDビデオを見たり、フォトビューワーになったりと、夢のような機能もついています。

また、検索は電話番号でもできます。ちなみに、個人宅の電話番号を入力すると、その個人宅の名字を入力すれば、地図を表示します。そうやって目的地を決めて、付属の車用のアダプタに装着するとカーナビと認識し、そのアダプタから外すと歩行ナビとして使用できます。こういう、切り替えがスマートなのがうれしいですよね。また、横にすれば横に地図を表示し、縦にすれば縦表示に自動で切り替わります。コンパスも入っているので、自分がどちらの向きなのかまでわかるようになります。GPSで自分のいる位置がわかっても、向きを間違えてしまうことも多々あります。都会の地下駅から地上に出た時、どちらの向きが正しいのかがわからないと、逆走してしまうのを防いでくれそうです。

旅ナビカメラ カメラの機能はなかなかおもしろいです。

たとえば、スマートフォンでもおなじみのGPS情報付の写真が撮れます。右画面のように、地図をみると撮影した場所にカメラマークがつくようになります。そこにカーソルを合わせれば、撮った写真のサムネイルが表示されます。これは、お客様と盛り上がった話ですが、キノコや山菜などの貴重な採取場所を見つけた時に内蔵のカメラで撮影するだけで、その場所が地図に記録されてしまうのです。うまくこれを利用すると、来年も沢山の収穫が間違いないですね!

ほかにも、街角スコープ機能。これは、カメラでのぞいた先に、いろいろな観光名所の位置が表示されます。山から見て、どっちの方角に観光施設があるのかなど、旅先で迷子になったときにも、かなり利用度が高いように思えます。なんとなく、「セカイカメラ」ぽいですね。

まっぷるガイドブック そして、一番の売り、「ガイドブック」です。これは、マップルの100冊分のデータが入っているとのこと。たとえば、「まっぷる山形」とか「まっぷる京都」とか「まっぷる鎌倉」などという感じです。どの程度のデータ量なのかはわかりませんが、その気に入った観光施設やおみせ等があると、付箋を付けておきます。そして、その付箋を付けたところから選んで旅行プランを組み立てることができます。その、旅行プランに沿って、あとは歩くだけ。歩行ナビが目的地まで連れて行ってくれます。

「都会で迷わず目的地につくため・・・」「カーナビとして利用する」「ガイドブックを見て、有名なお店や観光名所を探す」「そのガイドブックで旅行プランを作る」「カメラで記録を残す」「旅先でも、気になるテレビを見たい」「お気に入りの音楽を聞きたい」などなど、楽しみが膨らみます。他にも、「釣りの穴場」「山菜の収穫ポイント」「キノコのマル秘スポット」の記録にも使えます。GPSやジャイロが内蔵なので、自転車でも使えます。

ただ、おしい点も二点ほど。

一つは、マップルなどのデータを「SDカード初期化」という操作で、いとも簡単に消してしまうことがあるというものです。もしも消してしまったら、「旅ナビのガイドブックデータを誤って消去した方へ」というページで復活することは出来ますが、いとも簡単に消去できてしまう仕様にちょっと疑問点があります。

もう一つは、地図データが田舎ほど雑というかシンプルすぎるということ。寒河江市市街地は建物までわかるぐらいはっきりとしていますが、大江町の本郷地区などは道路も線のような扱いです。別売りで、詳細なデータが買えるようになるといいですね。

ちなみに、ガイドブックデータは別売りもあります。それは「スペシャルダウンロードコンテンツ」にて、「蕎麦」「道の駅」「農家レストラン」など多数のガイドブックが買えるようになっています。

【最後に】

皆さん、どうでしたでしょうか?ちょっとわかりにくい説明もあったかと思いますが、お店に来て見てみてください。複雑なボタンが一切なく、指でタッチして感覚的に触れるというのがシンプルで使いやすい気がしました。
皆さん言うのは、
「昔だったら簡単に覚えられたのだが、今はなかなか・・・」 「どうせなら、シンプルで余計な機能がない方がいい」
という事のようです。なかなかユニバーサルデザインというのも条件は厳しいのですね。

ところで、当社で良く売れている商品は、若い人たちが使っている製品をシンプル化した商品が多いです。なぜなら、シンプルなのである程度年齢が行った人達も使えるし、若い人たちが便利そうに使えているのをただ指をくわえて見ているのもシャクだから、ということでしょうか?(笑)

あとは、電器店で買うと教えてくれるというのがミソのようです。買ってはみたけど使えなかったというのが、安い物を買ったとしても結局は損していることになるからでしょうか?そう考えてくださるお客様、ほんと感謝いたします。

さて、現在(2010年12月17日)、新発売記念で特別にキャリングケースをプレゼント!このケースはシステム手帳のようなデザインなのでおしゃれですし、スタイラスペンも付いていて画面が汚れにくいのでおすすめのオプションです。値段も特価59,800円で、初心者の方でも安心の取扱説明付ですよ!

※キャリングケースプレゼントには数に限りがありますのでご注意ください。


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  • コメント (2)
  1. この新製品レビューすごいなぁ。
    街の電気屋さんならではのエントリーですね。

    このサイトのコンセプトは、更新在りきでしたから、とても嬉しいです。
    今度『ひでおちゃんねる』でもカイノ電器のサイトの紹介をいたしまする。

      • カイノ社長
      • 2010年 12月18日

      ひでおさん

      おかげ様で楽しく日々更新しています。
      ただ、言いたいことが書ききれなかったり、書かないうちに時間がどんどん経過してしまったりするので、感じたことを感じたときにサラッと書くように努力したいと思います。まぁ、うれしい悲鳴ですね。

      原稿が間に合わない!あるいは更新が滞っている!なんて時は、写真とちーちゃんのブログに頑張ってもらいます(笑)

      そして、サイト紹介。ありがとうございます。こんなに我がサイトを良くしていただたいので、ぜひ多くの方に見てもらいたいですね。
      よろしくです!

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