K越様エコキュート設置工事
件名:K越様エコキュート設置工事
工事日:2009年10月
場所:寒河江市
家族数:2名
住宅:自己所有・一戸建て/二階建て(一階にバス・キッチン)
設置機器:Panasonic フルオート型370リットルエコキュート HE-K37CQS
内容:
2005年にすでにIH200Vクッキングヒーター(National:KZ-VS75B)をお使いのK越様。前々からお勧めしていたのですが、まだお使いのボイラーがもったいないということで保留されていました。しかし、いよいよ石油ボイラーの調子が悪くなってきたので買い替えとなりました。
また、お二人いる息子さん達は、すでに所帯を持ち他県で住まいを持たれていますので、時々遊びに来る程度です。ですから、普段はお二人の生活なので、370リットルタイプで十分ということになりました。
ただ、ボイラーの設置場所が住宅の裏の通路ギリギリにあったので、ヒートポンプユニットが飛び出して邪魔になるかもしれないということをお伝えしました。
「多少(10~20cm)ぐらいなら何とか通れるのでいいですよ」とのこと。
なるべくタンクを手前に置くようにし、苦肉の策でヒートポンプユニットを横向きにしてみました。そうすると、意外にもぴったりと収まりました。ただ、設置が北側になるため、雪害対策として鋼板製の屋根を付けました。
問題点:
東北電力では「やりくりナイト8」(深夜電力時間帯が23時~翌朝7時)と「やりくりナイト10」(22時~翌朝8時)の二種類があり悩まれました。おふたりともすでに定年退職しゆったりと過ごされています。ですから日中在宅されることが多いので、やりくり8をおすすめしましたが、朝もゆっくりだからやりくり10で使ってみるとのことでした。
また、設置後、点検がてらにお邪魔し、「何か不便とか疑問ありませんか?」とおたずねすると、
「いつもメモリが満タンにならないんだけど、それは機械の故障なのかな?」
と言われました。実は、おまかせ節約モードですと、その家庭の給湯の生活パターンを学習し、必要な分しか湯沸ししなくなるのでした。K越様宅では現在二人住まいなので、あまりお湯を必要とせず、結果的にメモリが満タンにはならなかったのです。この話をご説明したら、
「なんだ。故障でなくて安心したよ。」
と言われました。(いっぺんに説明すると覚えきれないかな?)と思ったので、今度説明しようと考えていましたが、その説明しきれなかった部分で誤解をうんだ一件でした。
お客様のコメント:
「お湯が快適だね。」
※以前よりお湯がやわらかいのと、今までとあまり変わらない使い方に安心したご様子でした。
「臭くないね」
※石油ボイラーの排気ガスの臭いがなくなりました。息子さんのお宅では石油ボイラーが隣の家の玄関に向いているので、臭いが行くのが気になるということでした。なので、「エコキュートを付けるとその心配がなくなるね」というコメントを頂きました。
担当者談:
「大事なのは、今までと使い勝手があまり変わらないこと」・・・そのお客様の話に、頷くしかなかったです。我々が、そのためにクッション役となってお客様と機器とを繋がないといけない、と感じました。(No.3)