今年は正月早々、私にとって大事件が起きました。
主人がこの数年来、公私共にお世話になっている東京のイシジマ夫妻が山形にやって来たのです!
イシジマ夫妻がどんなに著名な方かは、
カイノ社長のブログをご覧になっていただければわかりますよ。
主人は何度もお会いしているイシジマ夫妻。しかし私は、数年前家族で東京に出かけた際チラッとお会いした程度なので、実はお顔もうろ覚え程度。しかし、明日一月二日、本当に山形にやって来るとわかるやいなや、まるで結婚前、主人と会う時のドキドキわくわくする気持ち、それと似たような感覚が湧いてきて、頭の中は明日の事でいっぱいになったのでした。
私はどちらかと言うと出無精で、特に夜出かけることはしないタイプ。しかし今回だけは、人に会うため頼まれもしないのに、何としても出かけようとしていたのです。 それは、遠距離友人でありながら、主人が大・大・大?好きな人に是非会いたかったから。しかも東京から山形に来客があると言うめったにない機会、逃したら一生の損ですものね。普段とは一転はしゃぐ私は、きっと主人の目にも珍しく映ったことと思います。
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一月二日、雪のない初売り。私もお店に来たお客様も、交わす言葉は
「雪のない正月でいいねぇ。」
そう言いながら、ちょっと別のことを考えていました。
(この分だと車で移動なさるイシジマ夫妻も、きっと順調に来ていることだろう。)
私は胸がはずみます。
夕食のお誘いがきたのは夕方近くのこと。待人来たる。いよいよその瞬間が近づいてきました。
初仕事を終え、主人と二人出かける道のりは、さながら夜のデートのようでそわそわした気分でした。もちろん車のBGMは “
TINGARA ” です。
寒河江市内のホテルのドアをくぐると「ちーちゃん!」とはずむ声が。
ちーちゃんなんて気さくに名前を呼ばれると、人見知りする私でも一気に親近感が増しますよね。続けて
ひでおさんまで
「ちーちゃん、こんばんは!」
左沢線を撮る夫婦
ですって。この全く著名人っぽさを感じさせないフレンドリーさに、私はたちまちイシジマ夫妻のとりこになってしまったのでした。
合流した私たちは
、馴染みのお寿司屋さんに移動し、今後の打ち合わせを兼ねた夕食となりました。ホームページの話などが終わると、今日、蔵王経由で来た話や、明日夫妻が回る庄内地方の観光スポットの話、そして緊急写真撮影会など、楽しい時間はあっという間に過ぎました。
私の得意分野、ひでおさんいわく「ゲーハー(通称ハゲ)の話」にも触れて下さいました。
ひでおさんも少しは危機感を感じているのか、
知り合いの美容院で調達した育毛剤は持っているとのこと。しかし私が見るところ、あまり熱心には塗布していないないような・・・。使い方次第で、いずれ起こりうる薄毛の予防にもなるのですが・・・今は「まだいけるっ!」とたぶん自負しているひでおさんには、私の心配などきっと余計なお世話かなぁ。いずれにしても、ゲーハーは誰にも音もなく忍び寄ってきます。ひでおさんをはじめ多くの皆さん、油断は禁物ですからね。もちろん私もです。
とそんな事を秘かに思いながら、胸ときめく時間はあっという間に過ぎました。
山形に二泊されるイシジマ夫妻。明日も会えるといいなぁ・・・そんな期待に胸ふくらませて、年明け二日の夜、いい案配に酔った主人を横に帰路についた私達でした。
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そして、次の日・・・
一月三日。私たち家族は、定休日を利用し、日中は仮面ライダーの映画を見に出かけました。ですが私は、MovieOnの座席について気付けばすでにエンディング状態。見たあとに、子供達が揃って興奮気味に語るストーリーは、まるでちんぷんかんぷんでした(汗)
(ひでおさんたちは今どこにいるんだろう。)
時折届くツイッターのメッセージでは、出先の庄内方面は雪模様。
慣れない雪道に悪戦苦闘しているのではないか。「ひでおさんが何かに夢中になっていると音信不通になるのはいつものこと。」と落ち着きはらったふりをする主人を横に、私は気もそぞろです。
時刻は夕方五時を過ぎていたでしょうか。待ち人来たる!mikiさんからツイッターで夕食処の問い合わせが。
もうすぐ寒河江に戻るらしく、ひでおさんたちは、自分たちでも適当な場所を探していたのです。
(ご一緒したいお店はあっても、きっとお疲れだろうから今晩は無理なのかなぁ。)
そんなことを考えながら六時過ぎた頃、イシジマ夫妻から夕飯一緒GOサインの返事が。
「やった~っ!これで今日もひでおさんとmikiさんにまた会える!」
でも、二日続けて子供を置いて出かけるなんてお義母さんにひんしゅくかわないかなぁ・・・ だけどためらう暇はない。
「今日も東京のお客様と会ってきます!」
と意を決して言うとお義母さんからは
「ふ?ん」
と拍子抜けする一言が。まあいい、これで出発の準備は整った。さあ、出かけよう!
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ホテルに着くと、mikiさんとひでおさんは疲れた様子など見せず、私たちを明るく迎えてくれました。
夕食は
古民家風食事処へ。昔の豪商を思わせる造りと囲炉裏を囲んでの山形の郷土料理。
昨日に引き続き、何やら美味しい寒河江の地酒で乾杯しました。と言うのも、私はいつも烏龍茶なのでお酒の味がわからないのです。
イシジマ夫妻が熱く語る山形の重厚感ある魅力に、山形県人でありながら
国宝羽黒山五重塔すらも日頃尊ぶ気持ちがない自分を反省することしかり。都会の見聞のある方に地元の素晴らしさを改めて教えていただくこととなりました。
と、そんな私を横に、主人はひでおさんの話に圧倒されるだけでなく、ひでおさんが納得するような歴史上の話や山形の魅力を楽しそうに語っておりました。この人は、ひでおさんと語り合えるだけの知識やノウハウを備えた人。そんな主人が頼もしくて、今一緒にいられることが嬉しくてならない私でした。
話はいつしかお互いの馴れ初めに触れることに。mikiさんの方から自分にぱくついてきた、と語るひでおさんからは、ちょっと嘘っぽい、照れくさい匂いがしました。だってmikiさんは絶世の美女なのですから・・・。そう言えば、あの時思い出さなかった私たちのクスッと笑っちゃう話を、今思い出しました。
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主人は、私と付き合いだした頃、我家の飼い猫「ちーた」の背中をなでながら、「ちはる・・・」と声をかけていたことがあるそうです。全く気付いていない主人に、朝食時、テーブルの向かいに座っていた主人の姉の箸は、一瞬止まったとか・・・。その主人の不自然な言動を義姉が問いただしたかどうかは忘れましたが、お互いに面白いストーリーがあるものだなぁと運命の出会いを振り返り、今一人で笑っている私です。
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全く話の途切れないひでおさんは、自分の分身、スマートフォンのアンドロイドに手をかけることをもはや忘れているようでした。そこまで主人と夢中になって話をして下さるひでおさん。どれだけ主人にとって掛け替えのない存在であるか、この度ご一緒させていただいて初めてわかりました。
主人は私と違い、深く広く交友関係を持つ人。結婚以来、仕事以外の主人の世界を素通りしてきた私ですが、思いがけないイシジマ夫妻との出逢いで、主人が大切にしている思いを共有することができ、小さかった私の世界が、一気に広がったような気がします。
2011年。正月早々、思いがけず憧れの人に出会えるなんて、きっと今年はいい年になるね、と主人と話したことは、言うまでもありません。主人の世界を理解し、主人をより深く知るきっかけを下さったイシジマ夫妻、またお会いできたら幸いです。
イシジマ夫妻をはじめ、遠距離友人でありながら主人を支えて下さる多くの皆さん、本当にありがとうございます。
主人が頑張れるのは、日々応援して下さる皆さんと言う仲間がいるからです。
皆さん、これからも遠くで主人を見守って下さいますようお願い致します。
最後に・・・
もちろん、私達夫婦にとってイシジマ夫妻は憧れの人ですが、やっぱり私にとって永遠に憧れの人は主人かなぁ・・・
きゃー、ちーちゃん、こんなに熱く思ってくださってたんですねーー。
いやぁ、私の事まで、ありがとうございます。
もぉ、ほとんど奇襲攻撃のようにおしかけて、たくさんお世話になって、恐縮だったんですが、このブログ拝見して、なんか救われた感じがします。ほっ♪
今度は、ちーちゃんが東京に社長といらして下さいね。
ともあれ、ちーちゃんのもだんなさん(社長)も、ほんとに素敵な方です。あらためて、これからもよろしくお願いしいます。
そして、げーはーの事や、肌のしみ、しわの事等も、「言うわよぉ」と、ビシバシ、指摘、指導の程、よろしくねん♪
mikiさんへ
早速コメント下さいましてありがとうございます。
本当に、本当に楽しいお正月、私達にとって一生の思い出です。
mikiさん、東京に戻られてから体調を崩されたそうで大変でしたね。今はお元気になられたでしょうけど、まだまだ寒い日が続きますので、どうぞお身体ご自愛下さいませね。
山形もインフルエンザが猛威を振るいはじめ、学校でも欠席の子が増えてきましたので、うちの子たちも今年もかかるかぁ?とドキドキしている今日この頃です。
17日はお誕生日だったそうですね。おめでとうございます。私もmikiさんのように、年齢が美しさを際立たせるような女性になれるよう、自分磨き頑張っていきますよ!
近々主人がまたお世話になりますね。いつも押しかけて申し訳なく思いながらも、この度は山形で帰りを待つ私も、主人がmikiさんやひでおさんにお会いして、どんなに喜んで帰って来るか、今からとても楽しみにしているところです。
リアルタイムとはほど遠い私のブログ、これからも宜しくお願い致します。
こんばんは、たろーです。
憧れの人がご主人なんて素晴らしいことじゃありませんか!
いやぁ~うらやましいなぁ~。
私なんか40歳になりましたが、いまだ独身です(汗)
ハゲてないのが、せめてものすくい?
たろーさんへ
こんばんは。
いつも欠かさず私のブログ見て下さってありがとうございます。
ぞくに言う結婚適齢期は人によって違います。後に結婚する人とたとえ今出会っていたとしても、自分の中で機が熟していなければ、その人は風のように通り過ぎてしまうでしょう。
これまで通りご両親様を助け、信念を持って働いていけば、神様はきっと運命の人を連れて来てくれるはずですよ。
四十代、人間味が増す年代ですね。
ちーちゃん、こんばんは。
さて、いったいこの素敵な人は誰だろうなって読んでいたら・・・
うわっ! 恐縮っす。
雪がある間に、また山形に行きたいと企んできます。
すっかり山形の魅力にやられました。
で、ゲーハーの件、少しだけ真剣に取り組んでみようかななんて、思っちゃったりしました。ふぅ・・・。
ひでおさんへ
こんばんは。
起きてましたよ、私。ひでおさんからコメントきてびっくりしました!
大好き! イシジマ夫妻。またお会いしたいですね。
今も主人とひでおさんの東京タワーの写真見て「やっぱ すごいね?」とうなってるところです。
今度主人がお邪魔した際は、「いじめないでねぇ?」と主人が隣で申しております。