Panasonic 3D対応コンパクトムービー HDC-TM90

HDC-TM90/85

発売日:2011年2月下旬
メーカー:Panasonic(パナソニック)
品名:デジタルハイビジョンビデオカメラ
型番:HDC-TM90
価格:オープンプライス
発売時当店特価:¥98,900(税込)
※現在価格は当店にお問い合わせください。

レビュー

今回紹介するのは、2月下旬発売になったムービーです。小さいのにこの性能。すごい進化です。

【これぞおすすめ!】
高画質で長時間
TM90は内蔵メモリがすでに64GBとなんともうらやましい要領です。(TM85は32GB)
ハイビジョン放送以上の60p(一秒間に60コマの画像を表示)で、5時間40分も撮れます。さらには、SDカードも使えるので予備にSDカードの64GBを持っていけば、11時間もの連続撮影も可能ですね!
海外旅行などの長期滞在でも、移し替えしなくてもいいぐらいの量です。それでも足りない方は、64GBを2枚も3枚も持っていけばいいのです。SDスロットが付いている便利性がここにあります。

3D対応
3Dレンズにも対応していますので、3Dコンバージョンレンズで単焦点(ズームできない)ではありますが、3D画像が撮影できます。最近のビエラもディーガも3D対応してきていますから、なんとも3D が身近になりました。先日もお祭りのシーンを3Dででも撮影したところ、見慣れた風景が3Dだと親近感がわきますね。ただ、単焦点なので、遠景と近景のメリハリがあるといいみたいです。具体的には、手前2mぐらいに人や物があり、5~8mぐらい奥にバックがあると立体感が出やすいです。
3Dで撮影する場合は、必ず、その近景と遠景を意識しないと、つまらない動画になってしまうのでそこだけはご注意ください。

広角+40倍ズーム
35mm換算で28mmの動画撮影は、夢のような話。今まではワイドコンバージョンレンズがないと撮れない世界が標準化しております。これだと、人に寄って撮れるので、下がり過ぎて他人の邪魔にもなりにくいですね。
個人的には、我が店でやっている料理講習会などの記録撮影などにも向いてると思いますね。使える!
また、40倍ズームはデジカメにはない世界。だって、28mmの40倍って言ったら、28-1120mmのレンズを持っていることになるんですよ。(35mm換算)まぁ、実用的なのは、28-500mmぐらいでしょうがそれを凌駕しております。
これなら、100m走のスタート地点にいるわが子の目力(めぢから)まで撮影できそうです!というかその前に、我が子達の目力なんてものがあるのか!?

補足
このムービーで500万画素の静止画も撮れます。ただ、A4引き伸ばし程度の画素数ですが、ズームが効く分面白い構図が撮れるかも。

また、イチオシ機能として、「おまかせムービースライドショー」機能。
普通なら、静止画をつないでスライドショーするわけですが、このムービーは違います。動画の中からハイライトシーンをズームやフォーカスの度合いから感知し、自動でハイライトシーンを作り出します。しかも「ナチュラル」「ポップ」「ダイナミック」「クラシカル」というモードに合わせてシーンの感じを変えてきます。また、シーンによっては、静止画にしたり、スローにしたり、ラッシュにしたりと勝手にしてくれるのがなんともすごい。つまらない撮り方をしてしまった動画もこれでドラマチックに(おっと)

まぁ、補足するまでもないですが、パナソニックの光学式手ぶれ補正は間違いなくすごいので、おすすめですよ。

 

【最後に】
私もムービーは7~8台以上使いましたが、軽くなって小さくなって、それでも性能は上がる一方とは、すごいですよね。

デジカメの静止画もそれはそれでいいのですが、PTAや子育てをやっていると動画がとても面白いんですよ。声や音があるっていうのは、記憶がそのまま掘り起こされ、後からみると涙がうるうるしてきます。特に、亡くなった人の声や仕草、声変わりした人の声、また幼かった頃の子供たちの声やかわいい動作などは、周りの風景やサウンドと一体化し、その時の思い出を、臭いや温度までも連想させてフラッシュバックさせてくれます。

おすすめの撮影は、何気ない日常、食事しているシーンとか、登下校のシーンとか、趣味の何かをしているシーン、タイヤ交換しているシーンなど、普段のものも時々撮っておくと良い記録になりますよ。

ちなみに、iframeモード搭載なので、iMacに取り込むの簡単で、iPhoneやiPadとの連携も簡単にできるらしいです。「らしい」というのは、iMac使いじゃない私には実験出来ないのですよ。


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