新しいツールの行方

世の中、時代とともにメディアは移り変わりました。
御存じのとおり、ラヂオからテレビ、パソコン、携帯端末・・・情報を得る機器は進化し、その情報量も桁違いに増えてきました。

それらを使いこなす、否、というより欲しいサービスを受けるために必要な条件であるインフラの整備・・・有線（インターネットなどの通信網）や無線（衛星通信や携帯電話など）のブロードバンド化はもちろん必須です。

それに伴い、インターネット上のサービスもＷｅｂ１．０からＷｅｂ２．０となり、今Ｗｅｂ３．０という世界が展開しているのでしょう。

そもそも、ネットの世界は最初はメールやチャットなどのテキスト（文字）ベースだった通信も、ホームページというサービスで自己主張するようになりました。

さらに、通信網がモデム通信からINSなどのデジタル通信、そしてADSLになってくると情報はさらに多く流せるようになりました。そうなってくると画像や音も流せるようになり、それらを使って世の中の人たちはひとりひとりが趣味や日常の出来事などを画像や音楽とともにアップするようになったのです。

光通信のようなさらにブロードバンドのインフラが整備されると、動画のようなものもアップできるようになり、ストリーミングという新しい文化も根差しつつあります。

つい先日、「U2」というアイルランド出身のビッグバンドが、YouTubeという動画を無料で提供するサイトで、コンサートをライブ中継するという出来事がありました。光回線でつなぐと、音質も良く、画質はあまり良くなかったですが、130万人が同時に中継を見たともいわれています。

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そして今、ホームページもブログも越えるツールが巷では流行っています。それが、「Twitter」です。

これを開発したのは、もともとBloggerを開発したスタッフ達。GoogleにBloggerを売却し、2007年からTwitterを展開させたようです。

このTwitterは、ブログのように構えることなく、140文字以内の「つぶやき＝ツイート」を発します。

このツイートは、みようと思えば世界中の人が見ることができますが、基本的にはフォロワーと言われる人たちにだけ配信されます。

また、自分が見るのは、自分がフォローした人たちのツイートだけです。

でも、気になるキーワード・・・たとえば「マイケルジャクソン」や「オバマ」などを検索すれば、そのキーワードでつぶやいた人たちが出てきます。

140字でしか展開できませんので、「文章だけ」、「他人のツイート＋感想」、「文章＋画像や動画がアップされたURL」という単純な構造が、逆にゆるゆると展開されていきます。

例えば、

「お昼ご飯に、今「○×食堂」にておそば食べてます」とか「今、京王線が事故のため不通」とか「今、コーヒー飲みながら、何々公園にて読書中。紅葉がきれい」などと簡単なツイートも多いです。

そういう単純構造なので、日記のように大げさにブログを書けないが、ツイートならできるという人たちにも大受けです。そのため、ブログの日記の更新、MixiなどのSNS（ソーシャルネットワークサービス）などへの投稿も減っているといわれています。

最近の話題では、広瀬香美（歌手）が、秋葉原のミニコンサートをUstreamという動画中継を配信するサイトからコンサート中継しました。

これだけなら、ただの出来事なんですが、最近Twitterにはまっている広瀬さんは、何を思ったか「コンサート中の発言は、すべてTwitterでつぶやく！」として、コンサートで歌を歌う以外は、舞台上に置いてあるパソコンに向かいつぶやくという試みをしました。

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で、何が言いたいかと申しますと、「カイノ電器もTwitterでつぶやいてます」ということです。このブログの右に存在するTwitterの表示画面は、カイノ電器がつぶやいたモノ。ブログはなかなか更新しませんが（笑）、つぶやきは時折していきたいと思いますので、好きな方はTwitterを登録して、フォローしてみてください。面白いですよ！