社員研修
- 2009年 8月30日
- カテゴリー : 「セカイノカイノ」が行く! . 会社のこと
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七年ぶりにわが社の社員研修旅行が復活しました。
若い人たちも入社しておりますので、若返りというか世代交代もしていますので、チームワークを高めるためにもいいのではないかと企画したのでした。
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さて、昨年から今年の山形の話題といえば、「悲願のモンティディオ山形、J1昇格」「天地人で米沢が熱い」「映画『おくりびと』で庄内が注目」などなどです。(県外からの視点じゃなく、県内からの視点です)
その三大話題の一つアカデミー賞の外国語映画賞を獲得した『おくりびと』ですが、アカデミー賞を獲ったあたりに、妻と二人で映画館に行って観てきました。そして、泣いたり笑ったりと、すごく感動しました。何よりも、モックンの映画への情熱が伝わってきましたし、その納棺師としての立ち居振る舞いや心配りの素晴らしさに胸を打たれ、そしてハマったのでした。(二人とも)
そのハマっていた頃に、子供たちと「NKエージェント」とか「港座」とかロケになったところを見てきましたが、改めて酒田の魅力を感じたのでした。
「酒田」といえば、江戸時代中期から明治の中頃まで『西の堺、東の酒田』と言われるぐらい交易が盛んで、京都や江戸の文化がたくさん入ってきました。あおそやベニバナを運ぶには、陸路よりも水路だということで、最上川を使った舟運が盛んになったのも、最上川の河口である酒田は発展の理由にもなったようです。私の住んでいる左沢は、舟運の港として栄えました。江戸時代には庄内藩の分藩である左沢藩(松山藩とは兄弟藩のようですね)になり、川のおかげで、さまざまな文化が入り栄えていたようです。ですから、酒田の文化を学ぶと、左沢の舟運の華々しさも見えてくるような気がします。
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ということで、我々もサービス業として学ぶべき世界である「おくりびと」の世界をメインにおきつつ、旅行の行程を決めました。
そして、最終の日程を煮詰めていたときに、新庄まつりの日程が旅行と重なっていることがわかりました。山形県人でも、あまり見たことのないおまつりです。なぜでしょうね?わざわざ行く価値がないと思っているのでしょうか?
結論からいうと、みる価値ありです!新庄の人たちの意気込み、250年の伝統、お囃子の楽しさ。そして21基ある山車(やたい)の華やかさ!行ってみないとその迫力は伝えられません。
新庄まつりのホームページ:https://www.sjcci.or.jp/iinkai/maturi_top.htm
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ということで、新庄まつりも旅に組み込みました。日程の都合上、最後まではいられませんでしたが、そのあとは酒田へ向かい、酒田で昼食と観光となったのです。その日の夜ですが、あつみ温泉に宿をとり、のんびりと過ごすこともできました。
また、次の日は、買い物の後、羽黒山にお参りをして精進料理を食べて、ぶらぶらと帰ってきました。
あまり詳しい話をここですると、営業の話のネタを奪い取ってしまいますので、写真をいくつか載せておくだけに留めておきます(笑)
どうぞ、気になる方は店に来て話を聞くなり、営業を捕まえて話を聞くなりしてください。
NKエージェント(本当は、旧割烹「小幡」)の中にも行ってきました。その中をスタジオにセットを作って、そこで撮影したというからすごいですよね。
このように、いろいろとまわってきましたが、知っていると思っていたその場その場で新しい感動と発見があったり、運転手さんも良い人に当たり、「わりと大したことないと思って行った旅行が、結構おもしろかった!」というパターンになった旅行でした。
というか、本当はそうなることを狙って企画したんですけどね。(本当か!?)
次回もなんか楽しみです。