カイノ電器のパソコン教室に対する答え
- 2009年 7月4日
- カテゴリー : ETC . 「セカイノカイノ」が行く! . 会社のこと
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まぁ、このブログを見ているのはおそらくパソコンをやっている方ということですのであまり興味のない話題かもしれません。
というのは・・・
当社カイノ電器で、パソコンの取り扱いをしているのをご存知の方も多数いらっしゃるかと思います。
現在、「富士通」「NEC」「SONY」「HP」「Panasonic」などのメーカー製パソコン販売をしています。
ただ、どちらかというと個人ユーザー様相手が多いので、最近では、富士通のFMVシリーズ「BIBLO(ノート)」「DESKPOWER(デスクトップ)」の販売が圧倒的です。
もともとパソコンの取り扱いが本格的に始めたのは、私が入社してから。
まぁ、私の趣味でパソコンの取り扱いを始めたのでは?という人もいますが、カイノ電器は、サウンドハウスカイノという実験的ショップでマイコン(なつかしー)を取り扱ったことがあったのです。その頃は、MSXやらPC-6001mk2とか、JR-200とか、PC8801とか・・・・自分でBASICというプログラムを組んで仕事やゲームをさせたり、市販のソフトを買って事務処理したりしていましたね。
そのころから考えると、カイノ電器のパソコン販売歴は・・・27年?改めてみるとすごい年数ですね。
その27年の間に、お客様のいろいろな要望に合わせて幅を広げてきました。
「音楽をつくりたい」「CDをダビングしたい」「ムービーの編集をしたい」「ゲームをやりたい」「インターネットをしたい」「プリントアウトしたい」「デジカメで撮影したのを編集したい」「町内会の資料を作りたい」「子供や孫のアルバム、カレンダーを作りたい」などなど。今なら当たり前のことも当時は大変な作業でした。
そんなご要望をこなしているうちに、おかげさまで、パソコンの修理、ウイルス除去、ネットワーク(無線LAN、有線LANなど)の工事、プリンターなどの周辺機器の販売等、デジタル製品の商売も成り立つようになってきました。
もちろん、いろいろな資格も取りました。「ホームネットワーク研修」「第一種デジタル工事担任者」「ComTIA A+」「パソび庵講師」「Panasonicデジタルマイスター」「Microsoft認定ダブルマイスター」などなど、役に立つのやら立たないのやら?いろいろです。
で、結果的に、お客様にハードウェアの提供はだいたい要望通りにできました。ですが、パソコンを買って、インターネット接続できるようにしても、結局使わず、孫さんのものになっていたり、押入れの肥やしになっていたり、高価なDVDプレーヤーになっていたりすることもありました。
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「できたら、お客様にパソコンが使える楽しさを知っていただき、もっと使いこなしてもらいたい!」
というのが、私の願いでした。
しかし、それをかなえるには一人ひとり丁寧にパソコンの使い方を教えなければなりません。ですが、電器屋というはお客様に呼んでいただいて「なんぼ」の商売ですから、一軒のお宅に二日も三日も行っていたら仕事がパンクしてしまいます。
民間や行政のパソコンスクールなどの紹介もしましたが、お客様がなじまないことも多々ありました。(ついていけないとかスクール=学校という言葉自体にすでに抵抗がある人も・・・)
しかし、パソコンの販売台数はどんどん伸びていきます。そんな時期に、今回始めたパソコン教室の方式に出会ったのです。
詳しい内容は、パソび庵『パステル』のホームページを見て頂ければと思いますが、
まず、
「個別学習なので、自分のペースで進められる」
つまり、授業についていけないということが少ないということです。時間の範囲内であれば、何回も同じ説明を聞けますし、もう一度同じコースを受講することも可能です。
「お稽古ごとのような感覚で学べる」
習字やそろばん、お茶などのお稽古ごとをやっていた方は覚えあると思いますが、月謝を払ってその時間に来ていただくだけ。これがシンプルでやりやすいみたいです。
もしも、その時間が都合悪くなっても、同じ月の中であれば変更可能。無理なく学べるのが、結構忙しい60代?70代の方にも、支持される理由のようです。もちろん、若い方もこっそりと学べるので、仕事にも有利みたいですね。
また、いろんなカリキュラムがありますから、そこから好きなものを選んでもらえます。「デジカメで撮った写真の加工」「ワープロはやれるが表計算は初めて」など。
でも、一番に思うのは、
「主人を亡くして、家にいても張り合いがないので、いい時間つぶしになります」
とか、
「パソコンわからない人どうしで、友達になった」
とか、
「昔のサロンのように、ここに来ると仲間や先生がいていいね」
という声が聞こえてきて、「やってみて良かった」と感じていることです。
正直、涙が潤むほどにうれしいコメントでした。
5月の中旬から試験的にスタートした教室ですが、これから本格的にスタートしていきます。
もしよかったら、門をたたいてみてください。お待ち申し上げます。