家電環境マイスターのフォローアップ研修に来ました。
山形県電機商業組合青年部と山形県地球温暖化防止活動推進センターとタイアップした事業で、毎年タイムリーな話題を題材に研修を行っています。
今年の研修は、「節電」。
山形県生活環境部地球温暖化対策課長である高橋さんからの講義は、東北電力管内の電力事情や山形方式節電県民運動の説明があり、我々環境マイスターにお願いしたい点など、県の地球温暖化対策関連事業の説明と絡めながらありました。
みなさん、ご存知でしたか?七夕の今日は、山形県民運動として午後からエアコン使用自粛を訴えています。
また、国をあげてのクールアースデーでもあり、夜はライトダウンしようと呼びかけています。
山形県は、「家族団らん、楽しく節電」というキャッチコピーで、昨年比10%カットの節電を展開しています。
具体的には、
「家庭のアクション」事業の展開
節電標語募集など
また、郡山市の野田エネルギー管理事務所の野田代表取締役から、家庭や小口事業者の節電の取り組みについて講義がありました。
節電も大切ですが、ピークカットをいかに上手にできるかが、経済を停滞せず停電もしない鍵のようです。
大口:小口:家庭の割合は1:1:1で、国としては大口需要家への罰則付きの制限がありますが、これを考えると小口も家庭も協力が必要です。
具体的には「節電.go.jp」で節電アイディアが紹介されています。小口需要家むけには、節電行動計画の標準フォーマットもあり参考になります。
節電だからといってやり過ぎるのも問題だとご指摘がありました。
CO2削減と節電は、省エネという点では一致しています。つまり、節電や省エネを進めていけば、CO2の排出量も減らせるはずです。
地球環境を守るためにも遅かれ早かれ立ち上がらなければならなかったのでしたが、こんな形で立ち上がっていくとは誰も予想しませんでした。
アイディアや事例などもどんどん出てきています。あとは、この動きを社会的な常識と理解してもらえるかと企業や家庭では受け入れて実行するか、が大事ですね。