経済産業省:家電製品の省エネ対策による効果試算【温水洗浄便座】

【温水洗浄便座】

  • ふたを閉めることによる省エネ効果は大きく、貯湯式で11%、瞬間式で19%の削減効果がある。ふたが開いている場合は、ふたが閉まっている場合に比べて、便座表面温度も低くなり、冬期には貯湯式で平均2.4℃、瞬間式では平均3℃の差が生じている。
  • 便座及び加熱部の両設定を中から低にすると、貯湯式で14%、瞬間式で12%の消費電力量を削減できる。
  • 節電モード(一定時間消費電力量が制御部のみとなる節電機能)を最大限利用すると、消費電力量を貯湯式で29%、瞬間式で25%削減することができる。これに設定温度の変更を組み合わせると、貯湯式で38%、瞬間式で33%の消費電力量を削減できる。

 

内閣官房(節電啓発担当)および経済産業省が発表した「各種家電製品の省エネ対策による効果試算」より

※様々な仮定をおいた上での試算であり、削減効果を保証するものではなく、機器の性能や使い方により削減効果も変わる場合があります。

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【コメント】

温水洗浄便座は、統計によりますと家庭での消費電力を高めている製品のベスト5ぐらいに入ってしまっています。ですが一方、東北では暖房便座は必需品となっていて、寒暖の差が脳梗塞や心筋梗塞の原因となる『ヒートショック』の予防にもなっています。

最近の商品は節電をかなり意識しており、節電効果も十分にあります。十年以上お使いの皆様には、節電でお悩みの場合、暖房便座を買い換えるという節電もおすすめしたいと思います。

健康な方は、夏場は便座の暖房を止めて、座ったときのヒヤヒヤ感をお楽しみください。


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