地震と雷の災害時に

6月も中盤に入って、寒河江・西村山地区はさくらんぼの収穫時期に入りました。
5日は雷と豪雨、突風の被害、18日は山形県沖地震の被害と、被害に見舞われた皆様にはお見舞い申し上げます。
そんな中、雷や地震時の家電製品や電気の取り扱いについてアドバイス申し上げます。

突然雷がなり出したら・・・

雷と闘うむーちゃん

 雷でよく壊れるものが、「テレビ」「アンテナブースター」「電話・ファックス」「エアコン」「照明器具」「給湯機」「パソコン」「LAN機器」などがあります。
 直撃雷で建物(アンテナ、屋根、電線)などに直接雷が落ちた場合は、上記製品に限らず、いろいろなものが壊れたり燃えたりします。火事に至る場合がありますので、雷の追撃に注意して火があがってないかご注意ください。
誘導雷(直接落ちなくとも、雷の凄まじいパワーを誘導電流で金属が拾ってしまう)でも同じようなことが起きますが、特に弱電製品(プリント基板なども含む)はやられやすいようです。

 また、漏電ブレーカーが落ちている場合、すべてのブレーカーを「切」にし、漏電ブレーカーを「入」にし、一個づつブレーカーを上げ、落ちるブレーカーがあれば、その電気回路にぶら下がる機器または設備の故障または破壊が考えられますので、そのブレーカーは下げた(切)のまま、業者(電器店、電気工事店など)にご相談ください。

 機器を守る、『雷ガード』のようなサージフィルター付のタップやUPS、延長コードを常に使われるのもよろしいかと思います。
 実際、先日の雷で雷ガードタップがパソコンを守って壊れてくれた(身を呈して守ってくれた:涙)事例も何軒かございました。

地震について

地震で自宅を離れる場合、特に停電時には、分電盤のブレーカーを必ず下げて(切)出かけてください。
停電が解除された時に、大きな突入電流が流れ機器が破壊されたり、回路がショートしていて漏電火災につながるケースもございます。
また、皆さん対策をされていると思いますが、転倒防止や飛散(ガラスなど)防止などの処置は必要です。
 最近、揺れを感じて落ちるブレーカーやスイッチなども発売されています。

まだまだいろいろと対策はありますが、対策をして欲しい、相談に乗ってほしいなど、雷や地震対策で気になる点がございましたら、当社までご連絡ください。


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