余震の影響:その2
- 2011年 4月9日
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4月7日23時32分の余震、東日本大震災において最大の余震となった。
弱っている東北にさらに追い打ちをかける地震となった。
しかし、想定外続きの今、何が起こるかわからないという気持ちで臨まないといけない。
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余震後、また停電となった。今回の停電が、多くの問題を引き起こしている。
女川の原発が一時電源を失ってしまい、使用済み核燃料プールの冷却が止まったりもした。(プールの水もあふれた)
東北電力東通原発と日本原燃六ケ所再処理事業所でも外部電源が切れ、非常用電源のディーゼル発電機でしのいだ。
しかし、その発電機も故障しているため、電源車で補うという。
原子力はまさに危機一髪である。
地震のため、宮城変電所が故障し東北6県で400万戸が停電したという。仙台変電所も故障し映像でスパークしている場面も映し出された。2か所の変電所故障のため、停電が復旧した今、停電前よりも発電能力が落ちているというのだ。
このままだと、夏を待たずして計画停電が必要になるという。
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計画停電も大きな問題であるが、もう一度大きな余震が起こったら、東北電力の安定供給は無くなってしまいそうな気がする。
そうなれば、いざという時の原子力発電所の安全性も保てないのではないかと大きく懸念する。