義援金の行方

懸念されていたことが起きています。

義援金はまだまだ被災者に届いてないのです。日本赤十字社に集まった500億以上のお金はまだまだ宙に浮いているのです。>>毎日新聞の記事

皆さん、自分の出した義援金はどこが集めて、最終的にどこに行くのか理解していますか?当社でも寄付した山形新聞の義援金は、結局日本赤十字社に渡されたわけですが未だ被災者には渡されておりません。
私たちとしては、すぐに使ってもらいたいという思いがありますが、そういう観点からすると死んだ金の使い方になっています。日赤もなんとかしたいのですが、公共機関の限界というものもあるのです。

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追記
日本赤十字社は、日赤の病院運営をはじめ、災害時には救護班などの出動をどこよりも早く行っています。支援物資やボランティアも数多くだしています。
日本赤十字社には各家庭からも毎年寄付を出しておりますので、会員になっている方も多くいらっしゃると思います。
ただ、日本赤十字社の義援金は、義援金を配分するための委員会というものがあり、そこの委員会でどのような考え方で、どのようにして、どのくらいの見舞金や支援をしたらいいか話し合われます。
今回は被害が広範囲で規模も大きく、また義援金もまだまだ集まっており(4月2日現在600億弱)、委員会も被害の全容を把握しきれていないため、被災者にどのくらいの見舞金を渡せばいいのか判断出来ずにいます。
のちのちには、何らかの形で被災者のもとに渡ります。

更に追記
誤解が内容に補足すると悪いのは日赤じゃないですよ。国で開く配分委員会という有知識者の集まりが決定を下さないと義援金を配分できないのです。ですので、赤い羽根とかメジャーな募金団体はみな同じ状態です。
ですから、早く被災者たちが自立できるようになるには、受け入れ先から仮設住宅に移り住み、その近くには病院、行政、警察、学校、保育園などのコミュニティが展開されないと街は復興できないです。そのためには、ある程度の土地、水道、電気、ガスなどのインフラが整備される必要性がありますが、それがこの被災状態ではいつになるのか・・・
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皆さんの義援の仕方、考えてください。

一気に出して終わりでなく3年間、毎月500円出し続ける義援の仕方もあります。、被災にあった地域、東北と北関東の地物、地酒を食べる飲むで盛り上げるやり方もあります。被災地が復興したらそこを巡る旅をするのもありがたいです。どうか、長いスパンでお願いしたいと思います。

前にもブログで書いてますが、すぐに被災者にわたって欲しいという考えの方がおりましたら、現地で活躍するNPO法人に直接寄付した方が早いです。
当社で寄付したThinkTheEarthプロジェクトの義援金の方は総額があっという間に数千万円になり、すでに現場で活躍するNPO法人の数々にばらまかれています。

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追記の追記
とうとう国が入ってくるようです。

>>日赤義援金の配分基準、国が策定へ 片山総務相が言及


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