24日の山形

今朝、また雪が降りました。マイナス四度の寒い朝でした。

昨日は首都圏での水道水に100ベクレルを越えた値が出て、北関東の作物から放射線が規定量以上で摂取制限が出た問題で、山形でも不安の声が上がっています。

山形県内の水道水も気になる話題ですが、県産作物から放射性物質が検出されないかと農業県でもある山形では不安視されています。初日の今日は、置賜(白鷹)のほうれん草の検査が行われました。

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(山形新聞より)

県は24日、白鷹町で採取したホウレンソウの放射性物質検査を行った結果、放射性ヨウ素が1キログラム当たり120ベクレル、放射性セシウムが3.8ベクレル検出されたと発表した。食品衛生法に基づく暫定基準値(ヨウ素2000ベクレル、セシウム500ベクレル)を大きく下回った。

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結果的に問題はなかったのですが、仮に米沢で生産されたものが基準値を超えたとすると、酒田で生産されたものも出荷自粛というのは大変おかしい事だと思います。米沢から原発の距離は100キロ、原発から酒田までの距離は200キロ。つまり倍あるのです。それなのに、同一県というだけで出荷停止もおかしいかなと思います。冷静な判断をお願いしたいものです。ちなみに、水道水は放射線は検知されませんでした。

また、計画停電ですが、
24日、25日の計画停電は無くなりました。おそらく、27日まではやらないのではないでしょうか?それでも、節電対策は重要です。

今日も山形市内に工事に行って来たのですが、ガソリン待ちはすごいことになってました。あちこちで200台以上の待ちが見られます。しかし、道路はふさがれて危険ですし、実際に昨日は村山市でガソリン渋滞が原因の玉突き事故も起っています。だいぶ供給が増えてますが、潤沢とはいえないようです。

食べ物は、スーパーでも納豆や生鮮食品が戻ってきました。
宅配便の配達も始まりました。ようやく生活出来るようになってきました。あとは、ガソリンが来れば機動力が上がって、被災地にも応援に行けるようになると思います。
今週中にはガソリン不足は緩和するという県のコメントでしたが、もうしばらくかかりそうな雰囲気です。ただ、値段が上がってますね。1リッターあたり160円と聞きました。余裕があれば、やはりガソリンケチケチ作戦は続けた方がいいですね。

当社の情報ですが、

従業員達が社員会として寄付をしたいという申し出がありました。初めてのケースがすばらしいですね。当社としても、義捐金はすでに捻出しておりますが、従業員達をバックアップしなければと思っております。先日も、落合スポーツセンターに仕事で行った話をしましたが、避難民のためにという仕事は従業員達の士気もあがります。本当にみんな、何かしたいと思っているのです。

私達は、平和な時代、仙台に買物に行き、名取のアウトレットモールに行き、仙台空港から北海道、沖縄、ソウルなどにも行ってます。小学校の修学旅行は松島ですし、石巻にも塩竃にも気仙沼にも行きます。そんな見慣れた風景が今は粉々になっているという事実は未だにショックなのです。


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