地震の後遺症

だいぶ良くなりましたが、相次ぐ余震や地震時のショックのせいなのか、しばらく『地震酔い』が止まりませんでした。

揺れてないのに揺れているように感じる。めまいを感じるなど、不調だったのですが、『地震酔い』というものがあり、多くの人が多少なりとも症状があるとのことでした。

太平洋側の人達は、山形よりも多く強い余震ですから、症状もひどいと思います。リラックスと深呼吸が大事だそうですが、避難所ではそういうわけにもいかないでしょうし、悲しみが深すぎてそういう気持ちになれないかもしれません。でも、いつか笑顔を取り戻して欲しいと思います。

音楽家や映像クリエーター、芸能人は、人を癒す力を持っています。チャリティーなどで募金集めもいいのですが、落ち着いたらぜひ直接癒していただきたいなぁと思います。

 

現在、被災者の人々は悲しみにくれ、絶望の淵に立っています。もちろん、奮起して頑張っている人々もいますが、なかなか心を開いてくれないとボランティアの人達は言っています。ただ、現地で同じような境遇をあった人や被災時直後から活動しているNPOなどのボランティア、地元の自衛隊などには、徐々に心を開いているようですが、いきなりやってきて、すぐに居なくなるような支援者には地元の人達は心を開こうとしないと言われています。

そんな中、子供を持つ親として子供たちの心のケアも気になります

 

ある知り合いのお医者さんから、

イギリスのこういう被災地に送る援助物資の中に、必ず「色鉛筆」があり、なんでかと尋ねると、「子供達の心のケアのためだ」と答えるそうだ。

という話を聞きました。

また、テレビを見ていたら地震を経験したために、画用紙に描くものと色使いが変わってしまった子供がいる報道もありました。

さらには、被災孤児と言われる、子供以外の家族がみんな亡くなってしまった子供たちの心の状態も大変気がかりです。

食料や仮設、医療、介護などの直接的ボランティアもいますが、あとから来るそういった心のケアをしてくれるボランティア団体もいます。

 

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多くの人々がこの状況で義援金を集めたり、自ら出したりしています。

確かに大口の公的団体に義援金に募金するのが一番手っ取り早く、安心ですが、その集まった募金の多くは日本赤十字などを経由して行政などに行ってしまうのでしょうか?

すると考えてしまいます。今回のように、行政がなくなった町は?住民がいなくなってしまった町は?親を亡くした子供たちへは?故郷と遠く離れた避難所に暮らす人達へは?

自分の思いと裏腹に、義援金の出し方も難しいのです。私の考え方として、一番前線で活動するボランティアやNPO法人に直接寄付する募金という手もあります。

でも、いつも活動を見聞きしている団体であれば、その義援金の使われ方も安心ですが、世の中には義援金詐欺目的の振込先である場合もあります。

ですので、私は、みなさんには、義援金の出し方として、募金の使われ方や詐欺じゃないかを確かめながらを皆さんがよく考えながら義捐していただきたいと思います。


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