上を向いて歩こう
- 2011年 3月28日
- カテゴリー : ETC . 「セカイノカイノ」が行く! . つれづれ
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27日の晩、FNSの特別音楽番組「上を向いて歩こう」を放送しておりました。加山雄三氏が「永遠に皆さんを応援します!」と言っていたのが印象的でした。
ミュージシャンの方々も被災地の人達を元気づけたいと願っています。
こちら山形では、まだまだガソリンや一部の食料などの不足が続いています。原発問題で避難されている方々も多くいます。
また、宮城では御遺体の火葬が間に合わず土葬が許可されましたが、山形でおくりびとに遺体をきれいにしてもらい山形で火葬する方もいます。
テレビでは普通のテレビ番組にもどり、CMも普通のものに変わりつつあります。
しかし、被災地である岩手から宮城、福島、茨城の太平洋側では、現在進行形で震災は続いています。
瓦礫を片付ける人、自宅を探す人、行方不明の家族を捜す人、後片付けをする人、避難所で過ごす人、ボランティアに励む人、救援物資を運ぶ人。
また、自宅に戻っれたがガソリンがないため職場に行けない、買い物に行けないという方もいます。なんとか買い物に行っても物資がなく、ガスも来ない、灯油もないなど、今まさに生きるか死ぬかの瀬戸際にいる人もいます。
そして、行方不明だった知人の安否が確認でき喜んでいる話がある傍ら、連絡とれなかった親戚や友人が遺体で見つかった話も同じように聞いています。
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あるお客様の御親戚の話。父親は先に車で走っていて、後をついてきていた母親を載せた息子の車が避難所に行く間にいなくなってしまった。そして、隣町で二人の遺体が見つかった話。
消防団仲間の知人。被災地に派遣されたある自衛隊員は、赤ん坊が生まれたばかりだった。赤ん坊と嫁さんは、嫁さんの実家の宮城に里帰りしていたが、
そこを津波が襲った。彼は、派遣された先で二人の遺体が見つかったという知らせを受け取った。それでも、任務のため二人の元に帰れなかったという。彼は、まだ一度抱いただけの我が子と最愛の妻を失った。
岩手や宮城の海岸沿いの電器店。津波の被害に遭い、店が流されてしまったり、商品が水につかってしまった。また、地震の揺れで倒れたり、大破してしまったりした商品も多い。ただ、お客様の電化製品も似たような状態で、直せば使えそうなものもある。そのため、地獄絵図の中、自らも被災しながらでも地元の人のために修理や工事に頑張っている電器店もあるという。
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毎日が一喜一憂。いや悲しみの方が深いかもしれないです。それでも、東北の人々は生き続けなければならないし、生活を続けられれるように仕事もしなければならないのです。山形県人のように元気で動ける東北人が、被災者以上に心が折れて動けなくなってはいけないと思います。元気に普段通り、いやそれ以上のバイタリティで生活と仕事をし、日本の活力を取り戻すことが復興を早める一番の近道だと考えます。
祈りから立ち上がらないといけないと思います。
いろいろ考えさせられるエントリーでした。
いつも、ありがとうございます。
ひでおさん
仕方が無いのですが、時間が経つにつれ、日本の中でも震災への捉え方に温度差が出始めました。東北は、東北版のローカルニュースが特番で毎日組まれていますので、被災状況や避難所の状況が見ることができます。それと同時に、やはり日本海側の人達が救援や支援に行って見てきた惨状を語る人も多く、まだまだ普通の生活に戻れません。
もうしばらくは、この状況をレポートするブログ内容が多くなりますが辛抱ください。
こんにちは、たろーです。
いつもちーちゃんのブログにコメントさせてもらってます。
くだらないコメントばかりでスイマセン・・・
今回、被害に遭わなかった西日本の人間として、できることは何か?
募金、支援物資、節電はもちろんですが、ブログをやってる者として
被災地在住の方のブログを自分のブログで紹介しよう!と思い、
いくつか紹介させていただきました。
宮城の七ヶ浜の私の後輩(商学院の後輩)は、ガソリンが足りないなど
不便な生活を強いられながらも、毎日お客様のお宅を巡回されてます。
テレビも含め、マスコミもあまり細かい震災報道をしなくなりましたね。
こういう時こそ、ブログの出番だと思うんですよ。
カイノ社長、被災地の写真や被災者の現状が多く載っているブログが
あれば、教えてください。
たろーさん
コメントありがとうございます。西日本の方々は阪神淡路大震災を経験していますので、備えも考え方も違います。被災者側の立場で物事を考えられると思います。
この災害の復興には、長い期間がかかると思います。阪神淡路で5年から15年かかってますので、恐らくその倍はかかるかもしれません。原発もあるので、下手すれば30年以上かかるかもしれません。
ですので、今というよりも長い目で東北を応援していただければと思います。
また、震災のブログということですが、私のブログに載っている所しかわかりません。というのは、実際に被災されている方は避難所にいたり、身内に不幸もありアップできない方が多いと聞いております。
ボランティア団体などでの報告の方が現状を冷静に紹介しているのではないでしょうか?
そういう被害状況のブログの紹介が可能であれば、また私のブログで紹介していきたいと思います。