災害ボランティアに参加した
- 2011年 4月19日
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昨日のブログでお知らせしたとおり、大江町主催の災害ボランティアに参加してきました。昨年、息子が大江町の味覚祭りで、亘理町からのはらこめしを抽選で頂いたことへの恩返しもしたいしね。
ボランティアに参加するきっかけ
災害ボランティアについては、インターネットで、参加の仕方や装備、心構えなどがアップされています。ですが、私も会社があるのでなかなかボランティアに参加するということができません。また、消防団員として、災害の現場に出たいと思いながらも指令が出ずなかなか参加できずにおりました。そんな中、ニュースやツイッターなどのSNSで活躍するボランティアを見て、うらやましく思ったのも事実です。
しかし、今回は大江町がそういう躊躇している我々にチャンスを与え、背中を押してくれたのでした。天災型のボランティア保険の発行、亘理町への連絡、そして亘理町災害ボランティアセンターまでの案内など面倒なところもカバーしてくれました。
役場に行って既に参加された方々の話を聞けたのも良かったですし、大江町商工会の青年部でも参加することへの音頭を取ってくれました。
ボランティアスタッフの素晴らしさ
参加して思ったことは、亘理町のボランティアスタッフの素晴らしさ。センターでは多くのボランティアがひしめき合ってましたが、スタッフは怒る事もいきり立つ事も、初心者への抑圧的な事もありません。むしろ、歓迎ムードなのにはびっくりです。
元気よく、明るく迎えてくれました。ですから、ボランティア同士の雰囲気も悪くないのは当然です。
中心にいるのは亘理町の社会福祉事業会ですが、そこへNPOや一般のボランティアが参加しているようです。我々に同行した彼らは、すでに一週間から10日間ほどボランティア参加しています。若いからパワフルだし、元気がいい。
彼らは本部と蜜に連絡を取り、今回は午後からの悪天候のため午前中だけの活動になったのですがその連絡も的確かつしっかりとしたものだったようです。(実際には昼食抜きで13時頃まで活動したので、1時間半~2時間ほど作業時間が少なかったかもしれません)
活動中もミーティングから休憩の配慮、依頼主との連絡などしっかりとサポートします。
ボランティアセンターに帰れば、すぐに貸与品のチェックするスタッフ、道具を洗うスタッフ、うがい薬を紙コップに入れて渡すスタッフ、活動完了を確認するスタッフ。すべてが連携していました。
彼らは近くの公園にテントを張ったり、車に泊まったりしながら活動を続けているそうです。日本も捨てたもんじゃない。感謝。
帰り際に考えたこと
最上川という一級河川が近くにあるので、堤防の意味と意義は理解しているつもりです。
「堤防は決壊することがある」ということは、水防にたずさわる消防団として理解しておりました。しかし、亘理町の場合は、阿武隈川の堤防が、決壊したところもありますが、それ以上に、堤防の想定を超える水が津波による逆流でオーバーフローしたというのがショックでした。場所によっては、津波と阿武隈川の逆流のダブルパンチの場所もあるようでした。