経済産業省:家電製品の省エネ対策による効果試算【衣類乾燥機】

【衣類乾燥機(電気式6kgドラム式洗濯乾燥機および5kg独立型乾燥機)】

  • 独立乾燥機において容量100%の標準ケースと容量変更ケース(80%、60%、40%)で乾燥運転を実施した結果、容量100%の運転が一番効率的。
  • 独立乾燥機において40%容量で2回乾燥機を使用する場合に比べて、80%容量で1回乾燥機を使用する場合、消費電力量を年間で10%程度削減できる。
  • 独立乾燥機において目詰まりを除去した場合、フィルター2分の1を目詰まりさせた場合に比べエネルギー消費量を7%削減できる。
  • 年平均条件で自然乾燥を行った結果、8時間後に、まだ乾燥してないのものはバスタオル、パジャマ、ブリーフ。これら3種類の模擬洗濯物を自然乾燥8時間後に補助乾燥運転ををした。このとき運転モードとして自動運転する場合より、単位時間ずつのサイクル運転の方が消費電力量が半分程度に抑えられた。乾燥機のみで乾燥する場合に比べ、自然乾燥を併用すれば消費電力量が、7~8割程度削減できる。

内閣官房(節電啓発担当)および経済産業省が発表した「各種家電製品の省エネ対策による効果試算」より

※様々な仮定をおいた上での試算であり、削減効果を保証するものではなく、機器の性能や使い方により削減効果も変わる場合があります。

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【コメント】

分けるよりまとめて、フィルターはマメに掃除して、できれば自然乾燥後に補助乾燥として乾燥機を使うと省エネだということです。ただ、外に干せない場合、カビや雑菌で臭いがしたり、8時間でも乾燥しない時期もあると思われます。さらには、時間がかかりすぎて乾燥機の意味がない方もいるかもしれません。そこら辺は、合わせ技で節電を心がけてください。

なお、ヒートポンプ式の衣類乾燥機の場合は、かなりの省エネになります。それに加えて前述の節電のコツを使えば、更に省エネですね。


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