『Departure これから』
- 2011年 5月11日
大震災の影響で、順延となっていたダンススペースの発表会が5月8日に行われました。
『Departure これから』と称された発表会は、チケットが航空券風、プログラムがパスポート風という凝りよう。そのあたりの感覚と発想が素晴らしいですね。
山形市民会館の入り口から列に並んで入場しますと、ダンススペースの世界に搭乗することとなりました。かなりの大勢の観客にびっくりしたところです。
フクベ氏の映像と思われるディテールにも凝ったオープニングの映像が流れ、まさにフライトして旅に出かけるようなワクワク感がたまらないですね。そして、Enigmaの音楽とともに最初のステージ「野生」が始まりました。
舞台の印象としては、
「発表会の域はすでに超えている!(汗)」
という感じです。
照明とスモークと舞台演出により、奥行きを感じさせる立体感にはかなり感心しました。音響担当のS氏によれば、「これはまさにアナログ3D」と言ってましたが、その表現の善し悪しはともかく、まさに「生の3D」でした。
商売柄、どうしても気になったのは照明のライト。おそらくLED方式と思われるライティングです。前回来た時には、LEDの照明ってあったかなぁ?
七変化のように変わる照明の色、これがとても効果的でした。
また、クルクル回転する照明も圧巻でした。それらの光の筋が、観客の頭上を通り越し、天井に模様を描いていて、それはそれもキレイでした。
話はずれましたが、ダンスも良かったですよ。あまりこういった発表会には来た事がない私でも、「レベルが高いなぁ」とか「練習をきっちりとしているね」という事は分かります。みんなの意気込みに拍手です。そして、キレまくりのダンスをお披露目してくれたダンスの先生方にも拍手ですね。
さらに私としては、私の知り合いでもありますTINGARAの曲「JUPITER」と「風の旋律」をBGMに選んで頂いた事にも感謝申し上げます。また、音響係の大役を務めたS氏、お疲れさまでした。
最後は、カーテンコールが何回あったかわかりませんが、凄い盛り上がりとなりました。終わってみれば、余韻の残る、ホントいい旅でした。
そして、海外旅行に行きたくなりました。ギリシャ・・・イイね!
P.S.
次回は先生の踊りも・・・お大事に。
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