新書:『松下幸之助は私たちの中に生きている』
- 2018年 2月23日
カテゴリー : 地域活動
低温注意報が出され、 連日山形県内各地で氷点下10℃以下の記録が続出しております。
この寒さにより、健康被害や交通事故がニュースで取りざたされております。
その一方で、住宅設備に関する被害やトラブルがおこり、多数当社にも解決以来の電話コールが来ております。
大まかに分けると二系統のトラブルです。
一つは水に関するトラブルです。水道凍結やトイレ凍結といった生活用水。それに加えて、給湯に関する、「お湯が出ない」「電気温水系の湯沸しならない(お湯が貯まらない)」「沸きましや追い焚きがならない」という案件が多数。
もう一つは、暖房設備。エアコンなどのヒートポンプ暖房のトラブル、温水ルームヒーター系のトラブル、FF式石油温風機などの灯油式暖房のトラブルです。
北海道や三陸東北はマイナス15度もざらで想定内で、それでも凍結のトラブルがあります。しかし、山形市内はマイナス10度以下の想定をしていないので、かなりトラブル続出。また、田舎でもマイナス15度以下はさすがに特異な例としておりました。今回は、そういった想定外の寒さのため、かなり気をつけないといけないようです。
凍結トラブルに巻き込まれないポイント
1:凍結防止のヒーターは大丈夫か?確認お願いします。
2:水道の保温の破れ、外れはないか?確認お願いします。(外気に直接触れているとすぐに凍ります。雪に覆われていた方が凍結しなかったという事例もあります)
3:エコキュートやエアコンなどの場合、ヒートポンプユニット(室外機)が、雪や氷で覆われたり、氷点下の外気を巻き込み氷結したりして、お湯が沸かないことがあります。防雪対策、霜取対策、排水経路の確認をお願いします。
4:追い焚き機能(お湯の循環ポンプがついている)給湯器の場合、お湯を張ったままにして、絶対にお湯を抜かないようにする。
5:凍結しやすい場所(トイレ、洗面所、洗濯場など)は、部屋内が氷点下にならないよう暖をきらさないようにします。
6:温水ヒーターの循環液が薄くなっていると凍ります。濃度の確認をお願いします。
7:FF式温風機の煙突が雪で埋まったりしていないかの確認をお願いします。
8:灯油配管などの漏れがないかご確認お願いします。流出している場合は、近くの消防署にご相談ください。
9:エアコンやエコキュート、ボイラーなどがいっぺんに動くとブレーカーが落ちる場合があります。タイマーなどでタイミングをずらして落ちにくくするようにします。
まだまだ寒い日が続きますので、どなた様もご注意ください。